Quizの宴

とにかくクイズを出題していきます。

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【怖いクイズ】意味がわかると怖い話問題 答え付き【全50問】

管理者:宴

どうも、こんにちは。

意味がわからなくても怖い宴です。

 

 

今回は『【怖いクイズ】意味がわかると怖い話問題 答え付き【全50問】』を出題します。

意味がわかると怖い話が大好き!」という人には、おすすめのクイズとなっておりますので、ぜひ挑戦してみてくださいね!

 

【怖いクイズ】意味がわかると怖い話問題 答え付き【全50問】

それでは出題させていただきます。

まずは例題をご覧ください。

 

例題

公衆便所に入った。

和式だった。

和式は嫌いだ。

でも仕方ないのでしゃがんでみると、目の前に落書きがあって【右ヲ、ミロ!!!】と指示された。

 

なんだコレ?と思って右の壁を見ると【左ヲ、ミロ!!!】とあって、私はずいぶん命令口調だなぁ・・・・

などと思いながらもその通りに左を見てやると今度は【上ヲ、ミロ!!!】というので

おそるおそる天上を見るとそこには物凄く大きな赤い文字で【ウシロヲミルナ!!!】と書かれてあってドキッ!としました。

 

怖かったのですが、ゆっくりとウシロに振り返ってみると・・・・・

 

特に何も書かれてなくて安心しました。

答 : 右を見て左を見ると、最初に向いていた壁に戻る。

そこには【右ヲ、ミロ!!!】という落書きが書いてあったはずなのに【上ヲ、ミロ!!!】という落書きに変わっている。

というように、出題した意味怖のわかると怖くなる意味をお答えください。

 

問題は全部で50問です。

それではどうぞ!

 

【怖いクイズ】意味がわかると怖い話問題 答え付き 1~10問

第1問

私は小学一年生の女の子。

私はお父さんが大好き。

お母さんがどんなに叱ってもお兄ちゃんが意地悪してもお父さんだけは優しく頭をなでて慰めてくれる。

 

前に犬に吠えられて泣きそうになっていた私を見てお父さんは私のために犬を黙らせてくれた。

お父さんは犬のしつけだってできるのよ?

 

お兄ちゃんに怖いDVDを無理矢理見せられたときだってお父さんは飛んで来てDVDを折ってくれた。

それから2、3日後お兄ちゃんはどこかの寮?だかに行ってしまったらしい。

 

昨日はお母さんにたくさん怒られた。

でも、お父さんに「お母さん、怖いの」って言ったらお母さんに話をしにいってくれた。

そういえば、お母さんは昨日から温泉旅行に行ってるらしい。

いいなぁ。

 

とにかく、お父さんに「怖いの」って言えば、必ず何とかしてくれるの。

 

でもね、今日はお父さんの大事なツボを壊しちゃったの。

お父さんはカンカンに怒ってて許してもらえそうになかった。

だからね、お父さんに言ったの。

「お父さん、怖いよ」って。

お父さんは少し悲しそうな顔をしたけど、また微笑んで、ごめんねって言ってくれた
やっぱりお父さんは優しくて大好き!

 

お父さんはその後お風呂に入るねって言って、台所で何かゴソゴソした後にお風呂に行ったのよ。

でも、もう何時間も経っちゃってる。

きっと寝ちゃってるのね。

お兄ちゃんもお母さんもお風呂で寝ちゃう人だから。

お父さんも多分寝ちゃってるの。

この前はお兄ちゃんとお母さんをお父さんが起こしに行ったんだけど

今日は誰もいないから私がお父さんを起こしてあげなきゃ。

答 : 父は語り手の怖がるものを全て壊していた。

つまり、兄も母も父に殺されてしまい、父自身は自殺した。

 

第2問

そうか、もう七夕なんだな。

近所の寺に笹が立っていて、そこにたくさんの短冊がぶらさがっている。

今年はどんな願い事があるのかな?

つっても、どうせ毎年たいして変わんないけどな。

 

なになに…なんだよ、くだらねー願い事ばっかじゃねえか。

そういえば、こういうとき、必ず一人はいるんだよな。

「ここにある全ての願い事が叶いませんように」とか書く性格のひねくれた奴が。

ここにある全ての願い事なら、その願い事も叶わねーじゃんって話。

でも、そういう類いの願い事はこの笹にはないみたいだな。

 

んじゃ、俺が書くとするか。

え?俺もけっこう性格ひねくれてるんだよね、実は。

えーと、ここにある…全ての…願い事が…かないませんように…ただし…この短冊に書かれた願い事は…例外…っと!

よし、これで完璧だ!

俺様にヌカリはねーぜ。

 

さて、これを吊るして…

ぼわんっ!

うわっ!なんだなんだ?

「ワシはこの神社に昔からおる神様じゃよ。毎年気まぐれに出てきては、願い事のうちの一つを叶えることにしておるんじゃ。お前の短冊がちょうど100枚目じゃったから、今年はお前の願い事を叶えることにしようぞ」

はあ?神様とかうさんくせー。

しかも、こんな悪い願い事叶えちゃっていいわけ?

「ワシは気まぐれなんじゃ。ふぉっふぉっふぉっ」

マジかよ…神様っつーより悪魔じゃねーかこれ…

まあいいや、どうせここにある願い事くだらねーのばっかだからな。

 

「今から10分かけてお前の願い事を叶えていくぞ。その間にもう一度ここにある短冊を読み返すがいい。やっぱり願い事を叶えないでくれ!ということであれば、10分以内にワシを止めることじゃ。10分経った後では、どうにもできんからな。さあ、行くぞ」

こりゃガキの字だな…

「ぷり○ゅあになれますように」だと?笑っちまうぜ。

「○○高校に合格!」願い事してる暇があったら勉強してろっつの。

「○○が欲しい!」そりゃ笹じゃなくてクリスマスツリーに吊るさなきゃダメだ。

「小遣い○○円アップしてほしい!」不景気だからなんともな。

「○○君とこれからもずーっとラブラブでいられますように」リア充爆発し(ry

「世界征服(笑)」うおっ、(笑)じゃねーよ。こんな願い叶えてたまるか。
あー、神様のじいさん、いいよ。俺の願い事叶えちゃって。ここに書いてある願い事

しょーもねーのばっかだもん。

 

と、そろそろ10分という時に、俺は最後に細かい字でビッシリと埋め尽くされた短冊に目を留めた。

そこには、

「この世から事故や殺人がなくなりますように。もう誰も事故で死んだり、人に殺されたりしませんように。もう誰も、悲しまないように。もう誰も、苦しまないように。もう誰も、傷つかないように…」

 

俺はボーッとその願い事を見つめてしまい、気がついたら10分が経過してしまっていた。

この悲痛な願い事が叶った方がよかったのかもしれないな。

まあ、手遅れだけど。

俺は自分の書いた願い事をちょっぴりだけ後悔したが、この世なんてそんなものだ。

事故もある、殺人もある。

 

「さて、ではワシはそろそろ帰るとするかの。また来年!」

そう言って、神様と名乗る男は消えていった。

ま、たかだか100人の願い事が叶わなかったくらいで、天変地異が起こるわけじゃねーやな。

そもそも、願い事なんて気休めだしよ。

俺はきびすを返し、自宅へと向かった。

 

そのとき、ジリリーン!ジリリーン!

あ、俺の携帯電話の着信音、黒電話なんだよね。笑

これ使ってる奴いる?

誰だろう。

ダチか?

あ、ちげえ。お袋じゃん。

うわっ、やっべ、もう夜の7時か。

急いで帰んねーと、また大目玉くらっちまう。

ピッ

 

「もしもし?おふくろ?俺今から急いで帰っからさ、夕飯抜きは勘弁してくれよな………えっ?もしもしー?おふくろー?」

答 : 「この世から事故や殺人がなくなりますように。もう誰も事故で死んだり、人に殺されたりしませんように。もう誰も、悲しまないように。もう誰も、苦しまないように。もう誰も、傷つかないように…」という願いが叶わなくなったということは、事故や殺人がなくならず、誰もが悲しみ苦しみ傷つくようになるということ。

その結果、語り手の家族が犠牲になってしまった。

 

第3問

「もうすぐご出棺なんだからじっとしてなさい!」

 

おじいちゃんのお葬式が退屈だったから同い年ぐらいの親戚の子たちとかくれんぼしてたらお母さんにひどく怒られた。

親戚の子と言っても大勢いて何回か会った子もいたけど全然知らない子もいた。

他の子も怒られてる。

 

みんなでしゅんとしてたらバスがやってきた。

「うちは兄弟だけで10人もいる大家族だからね。バスで火葬場までいくんだよ」

ってお母さんは言う。

また怒られるといやだから素直にバスに乗った。

一人だけバスに乗らないおばさんがいる。

なんかあわてたように誰かの名前呼びながらそこら中走り回ってた。

でもバスは出発しちゃった。

 

お葬式っていっつもこんななのかなぁ?

僕らにはじっとしてろと言うくせに大人は大騒ぎするから嫌いだ。

なんでお葬式に出ただけなのにお巡りさんにいろいろ聞かれるんだろう。

火葬になったおじいちゃんの遺骨が2人分あったとか、そんなことボクに言われても分けわかんないよ。

答 : かくれんぼで隠れていた子どもが、おじいちゃんと一緒に焼かれてしまった。

 

第4問

さて今日は会社の飲み会。

だがまだ時間がある。

目の前にはパチンコが…

久しぶりに打つか!っと昔の思いにふけりつつ店にはいった。

このだいにしよう!

1万円を投入しまわすこと3分で当たった。

久しぶりに勝つと気持ちいい。

2連チャンしかしなかったものの時間も時間なのでさっさと換金して帰った。

8000円か!

少し悲しい額だが財布に納めた。

全財産8000で飲み会へといった。

答 : 2連チャン当たったのであれば、全財産が減るはずがない。

つまり、語り手は残りの金額を取り忘れてしまった…

 

第5問

目が覚めると、私は監禁されていた。

いや、これは監禁と言うんだろうか?

窓のないコンクリート壁の立方体の部屋、頭上には剥き出しの白色蛍光灯。

そして壁の一辺には、右ノブ外開きの鉄扉がある。

 

はじめは閉じ込められたのかと思ったけど、ドアノブを回すとあっさり開いた。

だけど、隣の部屋もコンクリート壁の立方体な部屋で正面に同じ扉があるだけ。

その扉も開くと、また同じ部屋、同じ扉。

その次も、そのまた次も、どこまで行っても、延々と同じ部屋、同じ扉。

 

それでもいつかは出口があるはずだと信じて、扉を開け続ける。

部屋に窓がないから、今が朝なのか昼なのか夜なのか、監禁されて何日経ったかも分からない。

時間が分からないから、疲れては寝て疲れては寝てを繰り返していた。

 

喉が渇いた……お腹が減った……意識が朦朧とする……

もうどれだけ同じ扉を開け続けただろうか……

100や200は軽く超えているだろう……

こんな長い建物、存在意義はあるのだろうか……?

そんなどうでもいい事でも考えていないと、気が狂いそう……

けどきっと……これだけ歩けば出口は近いはず……

そう信じて、左ノブ内開きの鉄扉を開け続ける……

 

数時間後、辿り着いたのは行き止まりだった……

答 : 最初は右ノブ外開きだったのに、途中で左ノブ内開きになっている。

つまり、途中で進む方向を間違えてしまい、最初の場所に戻ってきてしまった…

 

第6問

7がつ5にち

きょう、はじめてかていかをならった。

ケンちゃんは「かていかはおんなのかもく!」といってせんせいにおこられた。

せんせいは「いまはだんしもさいほうやおりょうりができないといけないじだい」といった。

はじめてのじゅぎょうはおりょうりだった。

1ぱんはごはんをたいた。2はんはおみそしるをつくった。3ぱんはカレーをつくった。

ぼくは3ぱんです。

じゃがいもやにんじんをほうちょうできるときはドキドキした。

「てをきらないようにゆっくりね」とせんせいがいった。

じゃがいもやにんじんやたまねぎやおにくをゴトゴトにた。

カレーのルーをいれた。

しばらくしたらカレーができた。

やさいやおにくをきるときはきんちょうしたけど、そのあとはかんたんだった。

がっこうのかえりにびょういんにいった。

ママにカレーをつくったといったら、にっこりわらった。

ママがいえにいなくてさびしいといったら、もうすぐいえにかえれるといった。

うれしかった。

「そのときはいもうともいっしょよ」といった。

いもうとは、ともよというなまえだ。

ママはともよをうんだので、びょういんにいる。

「ともよもカレーをたべるかな」ときいた。

もうちょっとおおきくなったらたべるとママはいった。

おおきくなったら、ともよにいっぱいカレーをつくってあげようとおもった。

 

7がつ8にち

ママとともよがいえにかえってきた。

パパはにこにこしている。

ぼくはママとパパにカレーをつくってあげようとおもってそういった。

「いいから、おとなしくしていなさい」

パパがそういって、なにもさせてくれなかった。

ママにあそんでもらおうとおもった。

でも、ママはずっとともよとあそんでいる。

 

7がつ10にち

きょういえに、しんすけおじさんとかおりおばさんとおじいちゃんとおばあちゃんがきた。

おしょうがつみたいでうれしかった。

しんすけおじさんとあそんでもらおうとおもった。

だけどあそんでくれなかった。

かおりおばさんにほんをよんでもらおうとおもった。

だけどよんでもらえなかった。

おじいちゃんとおばあちゃんもあそんでくれなかった。

みんなともよとあそんでいる。

「おへやにかえっておとなしくあそんでいなさい」

みんなにそういわれた。

 

7がつ12にち

こんどのにちようびに、またおじさんやおばさんやおじいちゃんやおばあちゃんがくる。

みんなともよとあそびにくる。

ぼくとあそんでくれない。

「たべちゃいたいくらいかわいいって」

ママはともよをだっこしていった。

パパも「そのとおりだよ」といった。

「よかったねともよ」とママはいった。

 

7がつ18にち

はやおきしてカレーをつくった。

やさいはじょうずにきれた。

おにくはむずかしかった。

やわらかくてプニャプニャしてて、ちがいっぱいでた。

「ともよー!ともよー!」

ママがともよをさがしてる。

もうすぐみんながくる。

カレーがぐつぐつにえている。

「ともよー!ともよー!」

たべちゃいたいぐらいかわいいともよ。

答 : ともよはたべちゃいたいぐらいかわいいので、カレーの具になってしまった。

 

第7問

妻が家で強盗に襲われたらしい。

妻の安否を確認すると持っていた包丁で強盗を撃退したらしい。

妻を迎えに警察署に行くと、

妻は

「インターホンが鳴ってあなたかと思って玄関にでたら
いきなり襲い掛かってきたの」

と言った。

私は妻を抱きしめながら怖かっただろうとその頭を撫でた。

答 : 「インターホンが鳴ってあなたかと思って玄関にでたら…」なのに、包丁を持っているのはおかしい。

妻は夫を殺すつもりだった…?

 

第8問

明日は授業参観…だけでなくこの学校に関係するお偉いさんまでが授業を観にくる…

失態を見せることはできないので、生徒との間でルールを決めた。

・先生が質問したら、必ず全員手をあげる。

・その質問に答えれる場合は右手をあげる、わからない場合は左手をあげる。

の2つだ。

「これで大丈夫だろう…」

 

翌日、授業参観の時間。

生徒達も緊張しているようだが、念の為朝にも昨日のルールは言ったので忘れることはないだろう。

そしてルールを使う時がきた。

「この問題わかる人」

全員が手をあげた。

が、その後私が青ざめたのは言うまでもない。

答 : 全員が左手をあげた。

 

第9問

私は今、人生の末端にいた…

会社でなかなか成果があげられず、周りからは冷たい視線が突き刺さるようになった…

職場を替えようとも思ったが、この就職難の時代でなかなか次の仕事も決まりそうもなく、ついには自殺を試みようかと思っていた矢先…以前から相談していた親友からこんな手紙が来たんだ。

 

そんなこと言わないでよ!!

のびのびと暮らしたっていいじゃん!!

まだ人生長いだし、考え直したほうがいいよ…?

まだ、ご両親だって健在なんだから自らを不幸に陥れなくてもいいじゃん

しょうがないって思うことくらい誰だってあると思うけどさ、それよりももっと楽しいこともあるよ!?

ネガティブになっちゃったらそれこそ人生が何もかも楽しくなくなっちゃうんだからさ…そんなに会社が辛いなら、

場所を変えてもいいと思うよ…?

今が楽しくなくても、きっと今後の未来は明るいモノになるさ!!

今からでも遅くないんだよ!!

 

この手紙を読んで、私の心情は一気にかわりました。

自殺なんて馬鹿げたことを考えるのはよそうと考え直し、それを解らせてくれた親友に心からしました。

そして、親友から「よく眠れるように」と同封されたハーブティーを飲んで安らかな眠りに就きました。

答 : 手紙の文章の1文字目を縦読みすると、「そのまま死ねばいい」。

語り手は同封のハーブティーを飲み、一生目を覚ますことのない安らかな眠りについてしまった。

 

第10問

456 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 2008/04/27(日) 04:44:44 id:O7kzZ8gX0

じわ怖といえば最近の俺のカーチャンだなw

なんかさー、最近夜中に外に出るんだよ。パジャマ姿で。

この間寝つけなかった時、玄関の鍵の音がしたんだよ。がちゃって。

それで気になって窓から玄関の方を見下ろしたら、カーチャンだったんだよ。

んで、キョロキョロ辺り見まわして公園の方に向かっていったんだよ。

それから時意識して見るようにしてたんだけど、決まって土曜の夜中みたいだ。

今日も出かけてったよ。一時間前に。

でも、そん時にまた窓から見てたらカーチャンと目があったっぽいんだよね…。怖ええw

まだ帰ってきてないけど、帰ってきたら、っつーか明日なんか言われんのかな

とか思ったらどうにも眠れんorz

 

457 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 2008/04/27(日) 04:49:09 id:O7kzZ8gX0

a

 

458 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 2008/04/27(日) 04:52:39 id:O7kzZ8gX0

うそうそ。変なことを書いてごめん(笑)上に書いてあるの全部作り話だよ。本当にごめんなさい。気にしないで。もう寝ましょう(笑) 

答 : 457でidを確認し、「俺」を特定。

458は母による偽装書き込み。

その証拠に「w」と「(笑)」など文体が変わっている。

「俺」はその後、一体どうなったのだろうか…?

 

【怖いクイズ】意味がわかると怖い話問題 答え付き 11~20問

第11問

いや~、駅はいっぱい人が来るからさまざまな人が便所を利用するもんだw

 

ある日、背の高い女性が入ってきて来たんだ。

そりゃまた香水の匂いがきつくてねw

個室からでた後、鏡見て、念入りに化粧して顔を直してたの。 

しばらくしたら、若い子が便所から出たのと続いて彼女も出て行ったんだけどね。 

 

それから翌日、その女が紙袋を持って、また異常なほどの香水の匂いをぷんぷんさせてやってきて個室に入っていったの。

便所中が香水の匂いするぐらい充満してた。

少したっては、ゴゴゴゴ、

また少したってはゴゴゴゴ、

流す音がすごいんだよ。

で、2時間ぐらいは個室にいて、便所の外に出たと思ったら、また入って来て同じことを繰り返す。 

 

ね、変でしょ? 

まぁ、私は彼女の事、知ってるんだけどねぇ~ 

答 : 背の高い女性は、バラバラにした死体を流していた。

香水が匂いがきつかったのは、死体の臭いをごまかすため。

 

第12問

私は図書館にきた。

私は本を探しに本棚をみていった。

一番奥の壁側にある本棚の3段目の本を取った。

奥に人がいた。

こくりと挨拶した。

答 : 1番奥の壁側の本棚、ということはその奥は壁のはず。

人がいるのはおかしい。

 

第13問

銭湯に行った。

あがる前にサウナで一汗かくのがオレの日課だ。

オレが入って1分くらいで、男が1人入って来た。

勝負だ。コイツが出るまでオレは出ない。

これも日課だ。

 

10分経過。相手の男は軽く100キロはありそうなデブだった。

15分経過。滝のような汗を流してるくせに、頑張るじゃないか、デブめ。

18分経過。ついにデブが動いた。今にも倒れそうな程フラフラになりながらサウナを出ていく。

オレの勝ちだ!! オレはサウナルームの真ん中でガッツポーズをとった。

 

 

目を覚ますと俺は見慣れない部屋にいた。

どこかで見たようなオッサンが覗きこんでくる。

番台にいたオッサンだ。オッサンは言った。

「私が点検に行ったら君が倒れてたんだよ。ドアにもたれかかるようにして失神していた」

どうやら熱中症を起こしたらしい。

少し頑張り過ぎたか。オッサンはやれやれとばかりに

「君を運ぶのはまったく骨が折れたよ。今度からは気を付けてくれよ」

俺はオッサンにお礼を言って帰った。ビールでも飲んで寝るとしよう。

答 : 途中から語り手が100キロはありそうなデブ視点になっている。

ドアにもたれかかるように失神していた、ということは、最初の語り手はサウナの中から出られず放置されたまま…

 

第14問

私には、飼っている犬がいます。柴犬で、名前はコロ。

 

とあるペットショップで可愛いと思い飼ったのです。

 

ですが最近、私の手に噛みついたりして悲しいです。餌をやっても、懐いてくれません。

 

そんなコロが楽しそうにやっている遊びは、ボールをころころと転がす遊びです。その遊びだけは、私と一緒に遊んでくれます。

 

昨日、ころころしました。すごく楽しかったです。

答 : 「ころころしました」はボールをころころしたわけではなく、手に噛みついたり、懐いてくれないので、「コロ殺しました」ということだった。

 

第15問

ある日の夕方。

僕が自分の部屋で本を読んでいると、突然窓をバンバン!と叩く音がした。

びっくりして振り返ると、友達のB君が興奮しながら窓を叩いていた。

 

「A君!開けて開けて!!」 

 

僕が慌てて窓を開けると同時に、物凄い勢いでB君が話し出す。 

 

「あのさ、ついさっきの話なんだけど!!」

「ちょ、ちょっとB君、その前にさ…」

 

「まあ聞けって。さっき自転車乗ってたんだよ。河原走ってて」

「…うん」

 

「暫く走ってて、何かおかしいな~って思って自転車降りたらさ…」

「どうしたの?」

 

「自転車のチェーンかけたまんまだったんだよ」

「え?」

 

「だから、チェーンがかかってて、タイヤが回らなかったの」

「…?それでどうやって走れるの?」

 

「分かんないよ。その時までは走れたんだよ。でもさ、その後はだめだった」

「だめって?」

 

「チェーンかかってるって事に気付いたら、走れなくなっちゃった」

「そうなんだ…」

 

「無意識だからできたのかなぁ…。あ、A君さっき何か言いかけてなかった?」

「え?!…あ、うん…あのさ…」

 

「?」

「…ここ、5階なんだけど、B君どうやってそこに立ってるの?」

答 : B君は無意識だと何でもできるが、意識するとできなくなる能力を持っている。 

無意識で5階の窓まで浮いてきたB君だったが、ここは5階だと意識させてしまうと、浮くことができなくなり落下してしまう。

 

第16問

浮気をしたのが彼女にばれて2週間。

ずっと連絡がなかった彼女がやっと部屋にあげてくれた。

でもお互い気まずくて一言も口をきけないまま時間だけが過ぎていく。

僕はその空気に耐えられなくなってトイレに逃げ込んだ。

ふと脇みるとトイレットペーパーの端にペンで「真美より」と書いてあった。

なんだろう。どきどきしながら紙を引き出すと、

そこの彼女からのメッセージが書き込まれていた。

メッセージは何行にもわたっていた。

僕は紙を1行ずつ引っ張り出しながらかみしめるように読んでいった。

 

真美より

あなたは私を裏切った それは事実

でももうすべてリセットしていいと思うの

あなたと過ごした宝物のような日々

それが私にとって大切だと気づいたから

なにもかもぶち壊してしまうこと

許されないことだもんね

あなたが浮気していたことは

全部忘れてしまえるわ あの娘と

あなたとの関係もこれで帳消しってこと

にしてあげるお互いつらかったよね 私と

あなたは 十分に苦しんだからこれから楽

しんじゃおうよ 一緒にね

隆史へ

 

涙があふれてきた。

扉の外に真美が待っている気配がする。

早く出て行って彼女を抱きしめてあげよう。

答 : 下から読むと全く違う意味のメッセージになる。

 

隆史へ

しんじゃおうよ 一緒にね

あなたは 十分に苦しんだから

これから楽にしてあげる

お互いつらかったよね

私とあなたとの関係もこれで帳消しってこと

全部忘れてしまえるわ

あの娘とあなたが浮気していたことは許されないことだもんね

なにもかもぶち壊してしまうこと

それが私にとって大切だと気づいたから

あなたと過ごした宝物のような日々

でももうすべてリセットしていいと思うの

あなたは私を裏切った

それは事実

真美より

 

第17問

おじいさんが田舎で一人暮らしをしていました。

彼は庭でジャガイモを育てるため、土を耕したいと思っていました。

しかし老齢の彼にその畑の土は硬すぎて、掘り返すのはとても困難でした。

昔は一人息子のフレッドがよく手伝ってくれたのですが、今は刑務所にいます。

彼は服役中の息子に一通の手紙を書きました…。

 

フレッドへ

本当に残念だが、今年はどうやらジャガイモを植えられそうにない。

もう歳で庭を掘り起こせそうにないんだ。

お前がいればわしの代わりに掘ってくれたろうし、お前がいてくれたらどんなにいいかと思うよ。

父さんより

 

数日が経ち、息子から返事が届きました。


父さんへ

庭を掘っちゃいけない、死体を埋めたのは庭なんだ!

フレッドより

 

翌日の朝4時頃、FBI捜査官が地方警察と一緒にやってきました。

彼らはおじいさんの庭を全て掘り起こしていきましたが、死体は見つかりませんでした。
彼らはおじいさんに謝罪をして去っていきました。

同日、もう一通の手紙が息子から届きました。


父さんへ

ジャガイモを植えるのは今だよ。俺にできることはそれしかなかったんだ。

フレッドより

答 : フレッドは手紙を警察が読むと予想し、嘘の告白で警察官たちに庭を耕させた。

 

第18問

久しぶりに実家に帰ると、亡くなった母を思い出す。

 

母は認知症だった。身の回りの世話をつきっきりでしていた父を困らせてばかりいた姿が目に浮かぶ。

 

そして今は亡き母の書斎に入った時、私は初めて違和感を覚えた。母にプレゼントしたカレンダーが見つからない。

 

何の気無しにテーブルを漁ると、ハサミでバラバラにされた幾つかのカレンダーの切れ端が順序良く並んでいる事に気が付いた。

 

母はどんなに呆けていても、私のプレゼントは大切にしてくれていたのにと…私はショックを受けた。私は感傷とともに並べられた日付を整理した。

 

4/4 4/4 4/10 6/11 3/1 6/12 5/6 7/2 6/7 6/17 4/10 4/14 5/16

 

私は一枚だけ向きが逆になっている6/17に気づき、他の日付と同じ向きに変えていると、一階の父が私を呼んだ。今日から五年振りの父の手料理が食べられる。

 

感傷を胸に押し込み、私は母の書斎を後にした。

答 : 謎の日付を元素の周期表の周期/族に置き換えると…

4/4 4/4 4/10 6/11 3/1 6/12 5/6 7/2 6/7 6/17 4/10 4/14 5/16

Ti Ti Ni Au Na Hg Mo Ra Re At Ni Ge Te

6/17は逆になっているのでAtではなくtAとして、読むと「ちちにあうなHgもられたにげて(父に会うなHg(水銀)盛られた逃げて)」となる。

 

第19問

数日前、夜中に24時間営業のスーパーに行ったら、ガランとした店内に、赤ん坊の泣き声が響き渡ってた。

夜中に赤ちゃん連れ出すとか、なに考えてんだよ、と声のする方を見たら、若い男が危なっかしい手付きで赤ちゃんを抱いていて、今にも落としそうになっていた。

 

おいおいDQN親は抱っこのやり方も知らねーのかよ、と呆れた次の瞬間、赤ちゃんの重心が、男の腕の外に移っていくのが、スローモーションの様に見えた。

 

まだ首も座ってない赤ん坊が、頭から落ちていく。一気に血の気が引いた。

 

けど、間一髪で駆け寄った女性が、赤ちゃんを男からひったくる様にして抱きとめ、「なにしてんの!」とかなんとか叱りつけた。

 

そのバカ親はお礼も言わず、何を思ったのか急に走って店を飛び出した。

 

一人で、赤ん坊を置き去りに。女性も俺もポカーン。女性の腕の中では、相変わらず赤ちゃんが大泣きしていた。

 

そして今日、その時の女性が事件の被害者として報道されていた。犯人は今も逃走中で、警察はこれ以上の失態を避けるべく、俺を探しているという。

 

俺は震えを抑えながら電話を手にとった。

答 : 赤ちゃんを抱いていた若い男は誘拐犯。

誘拐犯は女性に顔を見られていたので殺害した。

ということは、次は語り手が危ない。

 

第20問

楽しかった水ようびも消されてしまい手のなかにはない

愛されたいという願いは害でしかなく

恋を論じるには冷めているから例のところで確かめよう

繋げた銀いろは儚くて

忘れてしまった旅は幸せだったんだね

答 : 文章から漢字を抜き出し、読み仮名の1文字目を繋げて読むと…

「楽水消手愛願害恋論冷例確繋銀儚忘旅幸」

「たすけてあねがころされたつぎはわたし(助けて姉が殺された次は私)」。

 

【怖いクイズ】意味がわかると怖い話問題 答え付き 21~30問

第21問

今日は親友のA君が転校するのでお別れ会をやった。

 

みんなと別れるのが寂しいのか、A君はちょっと落ち込んでるみたいだった。お別れ会はとても素晴らしいものだった。

 

途中、歌が得意なM君が歌を歌って盛り上げてくれたり、学級委員のS子が詩の朗読をして雰囲気を作ってくれた。そして、お別れ会のクライマックス。親友の僕がA君にプレゼントを手渡す瞬間だ。

 

プレゼントはクラス全員で書いた寄せ書き。昨日、出席番号順で周ってきたその白い綺麗な色紙に、僕は今までの思いを込めて「ありがとう」と、一言だけ書いた。

 

親友なのにそれだけ?と思うかもしれないけど、その言葉だけで気持ちは十分伝わるはず。僕は綺麗な袋に入った色紙をA君に渡した。

 

「元気でね、A君・・・」

 

「今までありがとう、W君・・・」

 

A君はちょっと照れたような表情を浮かべて、袋の中の寄せ書きを見た後感極まったのか号泣してしまった。そんなA君を見て、たまらず僕も号泣してしまった。

 

プレゼントをこんなに喜んでもらえるなんて、本当に嬉しい。二人して泣いてる姿が滑稽だったのか、クラスの皆がニヤニヤしながらこっちを見ている。

 

僕は急に恥ずかしくなって、照れ笑いをした。本当に、とても素晴らしいお別れ会になりました。

答 : 出席番号順でW君は最後の方だと思われる。

なのに、周ってきた色紙は真っ白。

つまり、A君はいじめを受けていて、「ありがとう」とだけ書かれていた色紙を見て号泣。

それを見てクラスの皆はニヤニヤしていた。

 

第22問

なつやすみのにっき

 

8がつ5にち
きょうはたろうくんとじゅんくんと魚つりにいった

ぼくとじゅんくんは10ひきづつぐらいつった

たろうくんはぜんぜんだめでつまんないとかえっちゃった

 

8がつ6にち

きょうもまたつりにいった

ぼくとじゅんくんはきょうも大りょうだったけどたろうくんはまただめみたいだ

たろうくんがまたとちゅうでいなくなったのでぼくとじゅんくんはかなしかった

 

8がつ7にち

きょうもまたまたつりにいった

きょうはぼくはぜんぜんつれなかった

たろうくんがつれたーって大さわぎしてた

なんだかたろうくんうれしそうにみえた

ぼくはきょうはたろうくんといっしょにかえれるのがうれしかった

答 : 8月6日に、たろうくんがいなくなってしまったのは海、もしくは川で溺れたため。

そして、8月7日に、たろうくんは水死体として釣れた。

 

第23問

う~、酔った。

 

飲み過ぎた。

 

今日は俺の送別会だった。

 

長年勤めてきた会社を辞め、同僚や上司に送別会を開いてもらうことになった。

 

最後だからと、ガンガン酒を飲んだのがまずかった。

 

送別会がお開きになり、俺は千鳥足のまま駅のホームにやってきた。

 

あー、ダメだ、眠い。

 

無性に眠い。

 

クラクラする頭のまま電車を待っていたのだが、あまりの眠さに負け、その場に崩れ落ちてしまった。

 

電車が来た。

 

ま、いっか。

 

次の電車に乗って帰るとしよう。

 

……、周りがザワザワとやけにうるさい。

 

しかし俺は睡魔に勝てず、目を瞑ったまま喧騒が止むのを待っていた。

 

ザワザワ、ガヤガヤ

 

喧騒が止むどころか、徐々にうるささが増したように感じる。

 

うるせーなぁ、さっさと帰れよ。

 

しばらくすると、誰かが近づいてくる足音が聞こえた。

 

『……うわ、ダメだなこりゃ』

 

足音の主はそう言った。

 

あ?うるせぇ、近寄るなよ。

 

黙って寝かせろ。

 

目を瞑ったままそんな事を思っていると、声の主は俺の髪の毛を掴んできた。

 

何しやがる、離せ。

 

酔っ払いはゴミ扱いか。

 

まぁ、仕方ない。

 

頭がグラグラする為、動くのも面倒くさい。

 

起きたら覚えておけよ。

 

俺の髪の毛を掴んでた奴は急に手を離しやがったのか、俺はそのまま地面に落ちた。

 

ガンッ

 

急に離すんじゃねえよ。

 

急に離されたもんだから、顔から落ちちまったじゃねぇか。

 

しかし、真っ暗だな。

 

一体どこに連れてきやがったんだ。

 

俺は瞑っていた目をゆっくりと開けた。

 

目の前には俺の愛用している左手にはめた腕時計があった。

 

時間を確認しようとしたが、文字盤が逆さまになっていて意識があまり無い俺には何時なのか分からない。

 

まぁ……いいや。

 

もう少し寝よ…う。

答 : 語り手は線路へと崩れ落ちて電車に轢かれてしまった。

髪の毛を掴んだのは遺体処理班。

 

第24問

学生時代に住んでいたアパートの鍵はテンキーだったんだが、夜中の3時頃に部屋で漫画を読んでいたら突然ドアノブをがちゃがちゃする音が聞こえた。

 

ビビったけど鍵かけてるし大丈夫だと思っていたらピッピッと暗証番号を押す音が聞こえ血の気が引いた。

 

その当時テンキーの設定を変にいじってしまい、Eというパネルを押すだけでロックが解除される設定になってて、ドアの向こうにいる奴が適当にボタンを押している内にロックが解除されてしまった。

 

運よく普段めったにかけないチェーンをかけていたんだが、チェーンで開けられないにも関わらず、ドアを無理やり開けようと3分くらいガンガンやった後、静かになったので恐る恐るドアを開けて見たらもういなかった。

 

すぐに暗証番号の事情を知っている友人に連絡を取ったが、部屋には来ていないし深夜だったので怒られた。

 

そもそも普段から廊下を歩く音が余裕で聞こえるのに、そいつが去った時に聞こえるであろう足音が全く聞こえなかったのが怖かった。

答 : 足音が聞こえなかったということは、まだそいつは近く、例えばドアの後にいる。

 

第25問

ある雪山で猛吹雪の中、4人が遭難した。

このままでは確実に死ぬ・・・そう皆が考えていた先、山小屋が見付かる。

息も絶え絶えに小屋になだれ込む4人。

 

しかし、その山小屋には暖房施設がなく、あるのは非常用の食糧のみ。

寝れば確実に凍え死ぬ。ひとまず朝になれば・・・

 

そこでリーダーがゲームを提案する。

「4人全員が小屋の四隅に座り、5分毎に東回りに歩いて、人を起こして回ろう。起こされた人は起こした人と交替して次の角に向かう」

 

翌朝、救助隊が山小屋を発見。疲弊した4人に笑顔が浮かぶ。

救助隊「よく全員ご無事で」

リーダー「いや、駄目かと思いましたが~~~のようなゲームをしまして…」

少し間を置いて救助隊が答える

 

救助隊「そのゲーム、できっこないですよ」

答 : 1人目が2人目の場所へ移動、2人目が3人目の場所へ移動、3人目が4人目の場所へ移動。

ここまではゲームが成り立つが、4人目が1人目が元いた場所へ移動すると誰もいないはず。

5人目がいた…?

 

第26問

ある日僕は学校の美術室の掃除当番だった。早く終わらせて帰ろうと思い急いでいたら一枚の絵が大事そうに飾られているのを見つけた。

 

その絵はとても綺麗な女の人の肖像画だったが少し不気味で目に特徴があった。とても大きな瞳でこっちをみている気がした。なんだか怖くなり急いで掃除を終わらせ帰った。

 

次の日学校は大騒ぎになっていた。例の美術室の絵が盗まれたのだ。最後に絵を見たということで僕は美術の先生にいろいろ聞かれた。

 

「なるほど掃除をしてた時にはちゃんとあったんだね」

 

「間違いないです、あの絵は高価なものなんですか?」

 

「あれは『眠りに落ちた美女』といって私の知人の画家が自分の娘の寝顔を見て描いたものなんだ、特に価値はない最も画家も娘ももうこの世にいないけどね」

 

「そうなんですか・・・」

 

あの絵は結局見つからなかった。
不思議なことに泥棒が入った痕跡はなかったらしい。

答 : 「眠りに落ちた美女」は、画家が自分の娘の寝顔を見て描いたもの、ということは、普通であれば目はつぶっているはず。

なのに、語り手が見た時は目に特徴があり、「大きな瞳でこっちを見ている気がした」と、まるで目が開いていたかのように言っている。

 

第27問

とある病室に一人の少女がいた

その少女は、生まれつき病気をもっており、不治の病という

 

この不治の病のせいで少女は、ずっと病室で過ごしてきたのだ

そんな少女に一人のお星さまが現れたのだ

 

そして、お星さまはこう言った

「あなたの願いを叶えてさしあげましょう」

 

少女は答えた

「早く病気をなおして、早く楽になって、新しい友達たくさんつくって、たくさん遊びたい!!」

「かしこまりました………その願い叶えてさしあげましょう……」

 

--その日から十日がたった

 

その日の翌日に何故か不治の病が治っていたのだ

そして、病室から出れた私はたくさん友達をつくることができた

 

そして、今現在に至る

でもね………おかしいなことがあるんだ

 

「私の友達は、すでに死んだ人達ばっかりなんだ…………」

答 : 少女は死んで病気も治り、死後の世界でたくさんの友達をつくることができた。

 

第28問

学校から帰って台所で麦茶を飲んでいると床下の収納スペースに、

死んだお母さんが押し込められているのに気がついた。

隣の部屋からお父さんが出てきた。

「由美?、お母さんは他に好きな人がいたんだ、
お前のことも捨てて出て行こうとしていたんだ、
だからけんかになってさっき殺してしまった。」

と泣き出した。

私はお父さんを警察に突き出すつもりはない。

このまま二人で暮らしていこうと思った。

着替えのため自分の部屋に行くとメモ帳の切れ端が落ちていた。

切れ端を繋げてみると

「由美、?逃げてお父さんは狂っている」

あなたなら、お父さんと、お母さん、どちらを信じますか?

答 : 実際のメモ帳の切れ端のメッセージは「逃げてお父さん 由美?は狂っている」。

お父さんも「由美?」と言っていることから、由美は多重人格、もしくは霊的なものに憑かれており、本当に由美なのか疑わしい危険な存在となっている。

 

第29問

もう20年ぐらい前の話。

 

15人ぐらいで4台の車に乗って海に行った。さんざん海ではしゃいだ俺たちは、帰りはもうクタクタだった。 

 

帰り俺はA B Cの三人と車に乗った。 Aが運転、Bが助手席、Cと俺は後部座席に座っていた。

 

疲れていた俺とCは途中で寝てしまったようだ。休憩するためにドライブインに入ったところで起こされた。 

 

すると、Aがやたらと怒っている。人に運転させといて寝ちまったんだから、怒られて当然だ。 俺とCは素直に謝った。 

 

しかし、Aが怒っているのはそんな理由ではなかった。 

 

Aは、霊感の無い奴は気楽だと言う。詳しく話を聞くと、長いトンネルに入った時、急にトンネルの照明が点いたり消えたりしたのだそうだ。

 

Aが「どうなってんだ」と思って隣を見るとBが寝ていた。Cと俺も寝ている。 

 

霊感の弱い人間は、心霊現象が起きても気づかないと云う。 

 

「これは、霊感の強い自分だけに見えた現象なのか」 

 

Aはそう思って他の車の連中にも聞いてみたが、やはりその現象を見たのはAだけだった。俺は、急に怖くなって運転を代わった。 

 

そこからは、4人でくだらない話をしたり、ラジオに合わせて歌ったりしながら、にぎやかに帰った。 

 

だって、寝てる間に死んだら嫌だもんな。

答 : Aは心霊現象を体験したわけではなく、居眠り運転をしていた。

眠さでまぶたが閉じたり開いたりしたせいで、照明が点いたり消えたりしたようにみえた。

それに気づいた語り手は運転を変わった。

 

第30問

自殺者があまりにも多い崖でなんとか自殺の数を食い止めようと徳の高いお坊様がやって来たのです

その崖にやって来たお坊様は

「これは亡霊の呪いだ。これ以上自殺者を出してはいけない」

と、ある札を立てました

それからしばらくしてその場に訪れた者が、お札を見たが札はボロボロになっていてどうやら

「あぎょうさんさぎょうご」

と書かれているようでした

この札には自殺を食い止める「効果」と「謎」があって・・・

ああっ!すみません!

「謎」のほうを解いてはいけないのでした!

「謎」とは、つまり「効果」の逆呪文。

「呪い」なのです。

すぐにこのページを閉じてください!

決して謎を解いてはいけませんよ!

この話は

「あぎょうさんさぎょうご」、、、

答 : 「あぎょうさんさぎょうご」→「あ行3 さ行5」。

あ行の三番目の文字は「う」、さ行の五番目の文字は「そ」。

つまり「うそ」。

 

【怖いクイズ】意味がわかると怖い話問題 答え付き 31~40問

第31問

小学校に入る前の娘と遊園地に行った

入り口には看板が貼ってあって、楽しんでねと書かれていた

まだ字が読めるようになったばかりの娘が、まじまじとその看板をみていて微笑ましかった

ジェットコースター、観覧車、コーヒーカップ、と色んな乗り物に乗ったが、しかしどうにも娘はそわそわして楽しんでいる様子がない

俺はせっかく遊園地に来たんだから入り口に書いてあるようにしないと駄目だぞ、と言うとやたら暗い顔になるまだ遊園地は早かったのかもしれない

仕方ないから帰ることにした

そして娘はその日自殺した

俺は今でも自分を許せない。

答 : 娘は小学校に入る前なので漢字が読めず、看板の「楽しんでね」を「しんでね」と認識。

語り手が「入り口に書いてあるようにしないと駄目だぞ」と言ったので自殺した。

 

第32問

「お姉ちゃん、私にはそのブレスレット頂戴!」「はい」

「お姉ちゃん、私にはそのペンダント頂戴!」「はい」

「私は指輪ね」「お姉ちゃん、靴はいいの?」「服は?」

「靴はサイズが合わないもの、それに服は・・・。」「誰も着ないか」

答 : 三姉妹で1人の女性を殺し、身につけていたものを山分けしている。

服は血だらけのため、誰も着ない。

 

第33問

ウチには出来の悪い息子・A男がいるんですよ。

あの子はちょっと叱っただけでもキレるし

ちょっと用事を頼んだだけでもキレる。

私たち夫婦の悩みの種なんですよ。

甘やかしたらだめだと思い夫婦ともあの子に叩くなど厳しく接してますが

尚更エスカレートするばかり…。


でもそんな私を癒してくれたのが飼い猫のメリーでした。

メリーの仕草を見ればストレスも忘れてしまう。

メリーは家族の一員だったんです。


でも先日、老衰で息を引き取りました。

赤ちゃん猫だった頃から飼っていたので悲しくて悲しくて。

もう一度会いたいですよ。

そんな時A男が寝室でこう言いました。

A男「親父、お袋、メリーに会いたいか?」

私「そりゃあ会いたいに決まってるじゃないの」

A男「じゃあ、目を閉じてよ」


私達は目を閉じました。

しばらくして目を開けたらメリーに似た猫がいました。

似ていると言うレベルではありません。

紛れもなくメリーでした。

私達は驚き、そして感謝しました。

「A男ありがとう」と呼びかけました。

しかし、電話をし終わったA男は振り向いてくれません。

夫と一緒に何度も呼びましたが全く無視です。


その後警察がA男を連行していきました。

何がなんだかわからなくなりました。

寝室に戻って愕然としたのは言うまでもありません。

答 : 目を閉じた時に両親はA男に殺され、死後の世界でメリーと再会した。

そして、寝室に戻ると自分たちの遺体があった。

 

第34問

8月10日

昼のニュースでやってたんだけど、最近話題の連続殺人犯は女なんだってさ

非処女でも殺人犯でも良いから彼女が欲しいです……。


8月11日

今日は朝から体調が悪い。せっかく高校野球見てたのに全く集中できなかった

トイレ済ませたあとに立ち上がって見てみたら血尿だった

こりゃ病院行かないとダメかもね


8月12日

友達とプールに行ってきた。かわいいJKがたくさんいて興奮した

だけどヘタレな俺は話しかけれませんでした……。


8月13日

まだ体調は良くならない。だけどそろそろ動かないとな。

性欲を持て余しちゃう

出会い系サイトで誰かにコンタクトをとってみよう


8月14日

昨日から連絡を取り合ってる女の子と良い感じ。

向こうもすごく積極的だし!

うおおおお!明日10時に待ち合わせしませんかだって!?神様ありがとう!


8月15日

くそがああああああああ!いねえじゃねえか

甲子園見るの我慢して待ち合わせ場所に向かったのに。

確実にヤレると思ってただけにもう我慢できない


8月16日

昨日は結局6回も賢者になっちまった。

オナ禁してたのになあ

やっぱり彼女はサクラだったのかあ。

待ち合わせ場所には夜景を眺めてるカップルしかいなかったし、

今朝メールしても返事がないし

そういえばまた連続殺人があったみたい、一気に5人だってさ。

犯人は美人かどうなのか凄く気になります!

答 : 偶数日と奇数日で語り手が違う。

偶数日は男、奇数日は女。

待ち合わせ日、男は夜、女は朝の10時だと勘違いし出会えなかった。

そして、女は連続殺人犯で、殺そうと思っていた男が現れず、我慢の限界に達し、大量殺人を犯した。

 

第35問

『お母さん、ナタデココ切って!!』

『いいわよ♪』

…ブシャッ

答 : 母は「ナタデココ切って」ではなく、「鉈でここ切って」だと思い、鉈で子どものどこかを切ってしまった。

 

第36問

ママのケータイいじってたら、人の名前がいっぱい出てきたんだ。

学校で習ってない字ばっかでほとんど読めないんだけど、僕の名前はわかったよ。

僕、もう自分の名前は漢字で書けるようにもなったんだから!

そしたら、弟二人の名前も見つけたんだ。

多分この字は弟たちの名前だと思うんだけど、でもまだ習ってないからわかんなくって。

パパにケータイ見せながら聞いてみたんだ。

そしたら急にパパはママを連れて二階のお部屋に入っちゃって。

出てこないと思ったら、お家にお巡りさんがきてパパつれてっちゃったんだよ。

答 : ママは浮気をしていて、浮気相手の名前を息子の名前で登録していた。

それに気づき激昂したパパはママを殺した。

 

第37問

ある日のことだった。俺はバイクで事故を起こし、左足を丸々切断することになってしまった。

意気消沈していた俺だったが、ある研究者から実験の被験者にならないかという話が来た。

それは人体を再生する新技術の実験であり、

ある程度の大きさの細胞から手も足も心臓も再生するというものだった。

これを使って俺の足を再生しようというのだ。

既に動物実験では成功していて危険性は薄いという研究者の熱心な説得や、

もう一度自分の足で歩いてみたいという願望に負けて、俺は結局その提案に乗ることにした。

それ以来、俺はこの研究所で過ごしている。勿論、しっかりと自分の両足で立ってだ。
最初は不安だったが、成功した今となってはやはりこの話を受けて良かったと心から思う。

今はリハビリや副作用の確認の為にここから出られないが、早くこの姿を家族にも見せてやりたい。

研究者は再生された部位は、前の物と感じが少し違うかもしれないなどと言っていたが、何も問題は感じないしもう少しでここから出られるだろう。

とはいえ最近、風邪っぽいんだよなぁ。

頭痛もするし手も何か痺れるし、少しリハビリを張り切り過ぎたのかもしれない。

 

左足だけは調子が良いんだ……左足だけは。

答 : 左足だけが元の体で、他は左足の細胞から再生された。

「頭痛もするし手も何か痺れる」の部分から少なくとも頭と手は、前の物と感じが少し違っているようである。

 

第38問

俺にも彼女ができた

包容力のある蠍座のB型

丁度仕事から帰って来た時告白されて

持って来た食材で料理中。

つまり俺にも春が来た

たのしい日々が始まりそう

女っ気がない人生から卒業だ

ニコニコした生活が待ってる

居場所もできて

座ってると料理が出てきた

ラッキー

れんあい経験無いけど

てんからの贈り物かな?

にんげん、良い事がある

げんに、俺がそうだ

ラッキー

れんあいも頑張るか

なんか、ずっと見ていてくれて、

いつも気に掛けてたらしい

たのしい

すてきな人生

けいけんない俺で良いらしい

てか、これ見て照れてるよ?

答 : 文章の1文字目を縦読みすると、「俺包丁持つた女ニ居座ラれてにげラれないたすけて」。

 

第39問

Kは、近所に住んでいる双子の姉妹をストーキングしていた。

姉妹の方も、Kにいつも付回されているってことは気付いていながら、

あまり迷惑そうな顔もしないし、警察に訴えたりもしていなかったらしい。

この姉妹は見た目がそっくりで、いつも同じ服を着ている。

そんな彼女の顔を見分ける唯一方法がほくろの位置らしい。

姉の方は右目の下、妹の方は左目の下に泣きぼくろがあって、それで唯一二人を見分けられるんだとか。

 

その日もKは、昼間から午後にかけて、いつものように彼女の家の窓から中を覗いていた。

姉妹は、家の中でソファに寄り添って眠っているようだった。

Kは、その安らかな寝顔をずっと見つめていたが、夕暮れ過ぎになったので飽きて自宅に帰ったんだとか。

 

それから先は大変だったよ。

姉妹の父親が自殺する騒ぎが起きて、てんやわんやの騒ぎだった。

自殺に不審な点があるっていうことで遺産相続者の姉妹も取調べを受けたんだけど、

その日、姉妹はずっと自宅のソファで二人で寝ていたというKの証言で疑いは無事晴れたらしい。

 

そうそう、ドッペルゲンガー騒ぎはこの後だよ。

彼女の後を付け回すだけじゃ物足りなくなったKは、ある日姉妹の家に不法侵入したらしい。

そして、ソファの方を見て驚いた。

目の前に、もう一人の自分がいた。

つまり、ドッペルゲンガーを見たんだよ。

 

でも、何てことはなかった。

近づいてよく見てみると、ソファの中心に縦に鏡が嵌めこまれていて、Kは鏡に映った
自分自身を見ただけだったみたいだ。

 

全く、人騒がせな奴だよ。

答 : 姉妹のうち1人は鏡を使って、2人いるように見せ、もう1人は父親を自殺に見せかけて殺した。

そして、Kがストーキングしていることを知っていてアリバイ工作に利用した。

 

第40問

この季節が近づくと俺の冒した過ちを思い出します。


俺が学生の頃仲間とクリスマスパーティーを開くことになり

それぞれ酒やオードブルを持ち寄って、といった感じだった。

当時俺は仲間のリーダー的な立場で今思えばいやな奴だった。

俺は仲間の一人に鈍くさい奴(Aとします。)がいてそいつの事を気にいっていなかった。

それで調子に乗った俺は他の仲間にAが参加する事を拒絶するメールを送ろうと思ったんだ・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「なんでAも来るんだよ!!あいつなんか俺たちが面倒みてやる必要なんか

ねーべ!!(笑) あいつムカつくんだよ!なんでパーティーに呼んだんだよ!

あーあ・・・あいついるんなら女呼ばなければよかった。類友とか言われたら

どーするんだYO!!」ピッ 送信


!!しまった・・・!やべえ・・・Aに送っちゃった・・。

でも、まぁいいかぁ・・・。


Aはジャスコで飲み物(ジュース)とアイスクリームを買ってこさせる予定だったから

メールに気付いたAが怒って来なくなったら俺が買ってこよーっと考えていた程度だった。


そして、しばらくしたら「ピンポーン」

Aだった。 表情は? 無表情・・・気がついていないのか?

Aは部屋に入るなりジャスコの袋をごそごそとまさぐった瞬間・・・・


!?

 

俺の隣の女の子の顔が半分になった。

答 : Aはアイスクリームを買った時に付いて来たドライアイスをペットボトルの中に入れて爆発させた。

 

【怖いクイズ】意味がわかると怖い話問題 答え付き 41~50問

第41問

もう俺の息子が死んでから…いや殺されてから3年になる。

包丁でめった刺しにされた息子の死体が発見されたが、発見当初は犯人が誰なのか分からず警察は苦戦していた。


しかし発見から2週間後、隣に住む一人暮らしの男が逮捕された。

その男の家の庭から息子の血が付いた包丁が発見されたみたいだ。

「やっとか・・・」

警察は何やってんだと苛立っていた俺は男の逮捕に安堵の溜息をついた。


男は事件の冷酷さと惨忍さから死刑を宣告された。

しかし当然ながらこんな事で死んだ息子が報われる訳はないのである。


もし今俺が一つだけ願いが叶えられるなら、間違いなくこの犯人を生き返すだろう。

ん?なんでかって?


俺の息子が味わった痛みと同じ苦しみを与えて、この手であいつを殺してやるためさ。

答 : 1つだけ願いが叶えられるなら、普通は死んだ息子を生き返らせるはず。

「発見から2週間なのに、死んで3年」「安堵のため息」「すぐさま処分すべき凶器が庭で発見」など不審な点もある。

以上のことから、父親が真犯人で隣人に罪をなすりつけた可能性が高い。

 

第42問

今日のお昼はよく行くラーメン屋にしよう。

麺は機械打ちだが、スープが極上品なのである。

私はいつものラーメンを頼んだ。

が、いつもと微妙に違う。

どうやら昆布をダシにしたらしい。

黒くて固い乾燥昆布の破片がいくつか入っていた。

 「さすが、味の研究に余念が無いね」

私が親父に言うと、親父は照れたのかキョトンとした後、はははと軽く流した。

残念ながら私の拙い舌では昆布ダシの味の違いはわからなかったが、

店を出てゲップをすると、何故か小エビのような匂いがした。

答 : Gが紛れ込んでいた。

黒くて固い破片は乾燥昆布の破片ではなく、Gの…

 

第43問

実家の兄から手紙が来た。 


「親父たちが旅に出たんだが、俺も出張があって家には当分誰もいなくなる。

そこでお前に伝えたいことがある。

まず木の西側を見ろ。そして根をみてくれ。

3日以内に来てほしい。無理なら連絡をくれ」 


庭の木に何かあったのかなと思いつつ、私は車を走らせた。

答 : 50音表で、きの西側(左側)は「し」、そして、根を見ろはそのまま「ね」。

 

第44問

ドンドン

俺はボリボリ頭をかき、眠り眼のまま玄関先に向かう。

不快感を露にしながらドアを開けるとそこには黒縁眼鏡にペッタリとしたポマード臭漂う七三に分けた男が立っていた。

面識はない。

新聞の勧誘か。

すると男は口を開いた。

「どうも。私、厚生省から参りました。突然の訪問でご迷惑おかけします。Aさんは国民年金に未加入ですよね。」

何だよ国民年金て。俺、学生だぜ。

「はぁ、まだ学生なんで払わないでもいいんじゃないですか。」

「いえいえ、20を過ぎたら出来れば収めて貰いたいのです。国民の義務ですから。」

「任意って意味ですか。」

「まあ、そうですね。」

「折角ですが、就職してから払います。」

「そう言って社会人になってからも未加入者が増加してるんですよ。」
その言葉にむっと来た。

「あんた、借金取りか。その社会人とこでも行きやがれ。学生に払う義務なんてねぇんだよ。」

「国からの保障も獲られるんですよ・・・・・。」

男の言葉が終わる前にドアを閉めた。

 

その夜。

俺は通り魔に襲われた。

命に別状はないが金属バットで殴打された箇所が悪く、この先車椅子を手放すことはないだろう。

知人の紹介で重度障害者年金の手続きに向かうと

「すいませんが、Aさんは受けられませんね。20歳を超えて国民年金に加入していないと国は補償する義務はないんですよ。」

黒縁眼鏡にポマードで撫で付けた七三の男は冷笑するように言った。

ポマード臭が鼻につく。そう言えば、俺をこんな身にした犯人も捕まってはいない。

手掛かりは現場に投げ捨てられていた金属バットだけだがどこぞの学校から盗まれた物らしく、犯人に結びつけるには乏しいとのことだった。

ただ、学校の私物にしてはにつかわないポマード臭がしていたと言う刑事の話を男の匂いで将来の不安と共に思い出していた。

答 : 国民年金の勧誘に来た男が犯人。

年金の加入がまだ任意だった頃のお話。

 

第45問

ある日私が高校から家に帰ると、まだ私の他には誰も帰ってなかった。

きちんと鍵を掛けてから、まずカバンを置きに自分の部屋に戻った。

リビングに行ってテレビでも見ようか、と思って部屋のドアを開けようとしたが、開かない。

正確に言うと、ドアノブが回らない。

まるで誰かが向こう側でドアノブを握りしめているかのように。

私の部屋のドアは鍵も何もついていない。

開かないはずがないのだ。

単に壊れたのかもしれないが、

それよりも先に「向こう側に誰かいる」という発想が出てきてしまった。

・・・怖い。

 

壊れているにしても、部屋から出られないのは困る。

幸い、私の部屋は一階で、窓もある。

私はとりあえず携帯を持って窓から外に出た。

表に回ると、ちょうどお母さんが帰宅したところだった。

 「お母さん! 部屋のドアが…!あの、もしかしたら人が…」

改めて話そうとすると、自分でも突飛な思いつきだと安心より先に恥ずかしさが出てきた。

案の定、お母さんにはまず笑い飛ばされた。

いや、怖かったんだって…。

お母さんと私の部屋に行く。

私はやっぱり怖かったのだが、お母さんが平気でドアノブを回す。

ガチャ、ガチャと少しひっかかる感じがあったが、ドアは開いた。

「ほら、やっぱり思いこみだって。古い家だからね~。」
今度大工さん呼ぼうか、と何度か開け閉めして具合を確かめると、

改めてお母さんは私の怖がりっぷりをおかしがった。

 

怖いって思っちゃったんだから仕方ないじゃん! 

私は恥ずかしさで顔が火照ったので、窓の鍵を開けて風に当たった。

そりゃ、夕方とはいえまだ明るいんだから、幽霊も変質者も出ないよなあ…。

答 : 語り手は窓から外へ出たので、窓に鍵はかかっていないはず。

なのに、戻ってきた時には、窓に鍵がかかっている。


窓を閉めたのは一体誰…?

 

第46問

入院中の彼女に差し入れ何がいいか聞いたんだが、すっかりメンヘラ化しちまった(´・ω・`)

以下原文まま

 

あのねこうくん、毎日毎日牢獄だよ。

ただ死を待つのみの日々。

しかたない、なんて言葉で片付けないで。

あたしが何がほしいか、わかってるはず。

なにも恐れずにいられた日々。

ただそれだけが懐かしくて取り戻したいモノ。

がんばって、なんて言わないで。

たくさんの励ましも苦痛なだけなんだよ。

ベッドの上の辛さわからないでしょ?

たまにおかずに出てくるお肉が美味しいこと、くらいしか楽しみがない。

いつかふつう生活に戻れるかな

 

くそ、差し入れ思いつかないな、手ぶらでいくか。

答 : 文章の1文字目を縦読みで「あたしあなたがたべたい」。

 

第47問

私は先日、結婚した。

妻は家事をよく行うし、私の言うことには何でも従う、よくできた女性だ。

そして、私達はマンションを買った。

最初は賃貸でもよかったのだが、結局買うことにした。

その理由は、そのマンションにあった。

新品同様にキレイな外見に、高級感溢れる外装。

大体の家具だって揃っているし、最上階の部屋なので見渡しも素晴らしい。

それに加え、その部屋は格安。

私は迷わずその部屋に決めた。

妻は少し気味悪がっていたが、私の決めたことには反論しない。

その日の夜3時ぐらいのことだ。

「きゃははは、きゃははは」

ドタドタドタドタ・・・・・・

子供の笑い声と、走り回る音が聞こえる。

多分、上の階の住民だろうか。

私は、子供だからと、気にせず眠りについた。

しかし、この子供の音は毎晩、毎晩続いた。

私はとうとう我慢できなくなり

「上に文句を言いに行く!」

と言って起き上がった。

すると、いつもは私に意見しない妻が、泣きながら私の腕を掴んで叫んだ。

「だ、だめ!絶対行っちゃだめ!」

私はしぶしぶ、行くのをやめた。

今では妻に、感謝しているよ。

答 : 最上階の部屋を買ったのであれば、上に部屋はないはず。

つまり、その子どもは生きていない存在である可能性が高い。

それに気づいた妻は語り手を止めた。

 

第48問

友達のユウキはすごく可愛い!

いつも大きな熊のぬいぐるみを抱えてるんだ!

でもそれがないと不機嫌になるんだ…

この間、ふざけて俺がぬいぐるみを隠したら怒って大きな声で訳の分からないこと言い出して暴れちゃって、びっくりしたよ。

そんなに大事なんて知らなかったなぁ…

そうそう、ユウキはラムネが大好きなんだ!

休み時間になるとラムネを食べるんだよ。

ラムネを食べているときが一番幸せそうで可愛いんだよなぁ。

そういえばあのラムネ、いつでも出てくるけどどこに入れてるんだろう?

答 : ラムネは麻薬。

語り手がぬいぐるみを隠した際は、薬の効果がきれて暴れ出した。

 

第49問

俺が自宅の換気扇の下で煙草を吸っていると、その当時付き合っていた彼女がニコニコしながら近づいてきて言った。

「一本ちょうだい」

その子は精神的に少しおかしい子で奇行も多く、俺は別れを考えていた。

今日、自宅に呼んだのも別れ話を切り出すためだ。

そんな俺の思惑とは裏腹に彼女はニコニコと幸せそうに笑っている。

「一本ちょうだい」

俺はいいよと煙草を一本差し出す。

すると彼女は首を横にブルブルと振り、満面の笑みで俺の頭を指差した。

「髪の毛。使うから。」

答 : 彼女は別れを察し、語り手から髪の毛をもらい呪い殺そうとしている。

 

第50問

ある地方の女子大生が東京の大学に進学が決まり、東京に一人暮らしする事になりました。

 

とあるマンションで生活を始めているうちに、ある日部屋に小さな穴があいているのに気づきました。

 

その穴は隣の部屋に続いていて、何だろうと覗き込みました。すると、穴の向こうは真っ赤でした。

 

隣の部屋は赤い壁紙なのかな、と思いつつ次の日も、次の日もその女子大生は小さな穴をのぞいていました。

 

いつ見ても赤かったので、隣の部屋が気になった女子大生はマンションの大家さんに聞いてみることにしました。

 

「私の隣の部屋にはどういう人が住んでいるんですか?」

 

すると大家さんは答えました。

 

「あなたの隣の部屋には病気で目が赤い人が住んでいますよ。」 

答 : 穴の向こうが真っ赤だったのは壁紙ではなく、隣の住人の目だった。

つまり、ずっと覗かれていた。

 

***

 

お疲れさまでした!

これで『【怖いクイズ】意味がわかると怖い話問題 答え付き【全50問】』は終了となります。

挑戦していただき、ありがとうございました!

管理者:宴
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